17%の奇跡

2人目不妊、男性不妊の治療の記録と日々の思いあれこれ

逃した受診と、2人目不妊治療の壁

リセット4日目です。

 

前回の受診時間を間違えてしまいました…

でもちょっと今月受診が億劫だったので、まぁ良しとします。

 

精液検査をもう一度やってみましょうと言われている現状ですが、

なんだかだんだん、

もう一回やる意味とかあるのかしらという気持ちになってきてしまいました。

 

もうさっさとステップアップしましょう先生!と急かしたら引かれるんでしょうか…

 

検査結果が悪いのに、特に何もできず、

(食事面も気をつけてみているのですが、なかなか栄養のあるものをバランスよくが難しい。)

このまま毎月毎月が過ぎていくことに不安しか感じられません。

焦っても、他の人と比べても意味がないのは頭では分かってるんですが。

 

さらにここにきて、夫の勤務形態が変わるらしく、ちょっとした小競り合いもあったりして。

 

自分が仕事を続けながら、子育てできるのか?今は良くても一年後は?

いやでも治療するにもお金いるし、

何より、好きな仕事を手放したくない。

でも1番大事なのは家族。

 

という堂々巡りを何度も行ったり来たりしております。

 

2人目不妊治療の壁〜我が家の場合〜

①上の子がいるから誰かに預けて受診しなきゃいけない

②私も正規職員で働いているからさらに受診の時間を取るのが困難

③金銭的問題

④上の子との年の差のプレッシャー

⑤周りの妊娠出産ラッシュで祝えない自分が苦しい。 

 

ありがちですが、結構リアルです。

 

 

さて、次の周期こそちゃんと受診するぞー!

排卵日から生理予定日までの気持ちの揺れ

リセットきました。

分かってるんです。前回の精液検査の結果を見れば、自然妊娠なんて無理なこと。

それでもタイミングを取らずにはいられない。

排卵日が近づくと、今度こそ赤ちゃんが来てくれるような気がして、でもその気持ちを自分でかき消して、でも一応…とタイミングをとってみる。そこからの2週間、はじめのうちは平静でも、生理予定日が近づくたびに、

お願い、生理こないで、もしかしたら奇跡が起こるかも

という気持ちを、また自分でそんなことありえないんだからと抑えて。

生理よ来るなら来いって考えるようにして。

予定日を1日でも過ぎれば、もしかしたら…の気持ちが抑えられなくなって、

結局リセットすると

ほーらね、やっぱりね、そりゃそうだよね

って自分を慰めるけど、

どこかで辛くて

上の子にも優しくできなくなって

そんなんなら2人目とかじゃなく、この子との時間を大事にする方がいいんじゃないか

いやでもやれるだけのこまやらなきゃ絶対後悔するよなって

もう色んなことが堂々巡りで頭の中をぐるぐる。

はぁ、苦しいです。

 

精液検査の結果 1回目

昨日、結果を聞きつつ、月に一度の受診の日でした。

 

もうね、覚悟はしてたけど予想より悪いと、その場ではちょっと笑えてくるんですね。

でもその後、ジワジワ自体の重大さを噛み締めて

ジワジワジワジワ、落ち込みがやってきています。

 

結果こちら。

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夫よごめん。公開しました。名前は隠してあるから、いいよね…??

 

数もだけど、運動率←!!

先生にも、即顕微授精レベル。1人目この数字でできるなんて考えられないけど、そんなに1人目から時間も経ってないですしねぇ〜(娘は来年年少の学年です)と。

 

そうかー娘は本当の本当にミラクルちゃんかぁ。

 

しかもD17で受診だったのですが、卵胞13m…

私の卵ちゃんも今回はどうやら成長が悪いです…

なんだか踏んだり蹴ったり。

 

とりあえず、第一子もいるので、今回がたまたま悪かった可能性もあるから、この周期はタイミングをとって、生理が来たところで再度精液検査にしましょうか

と提案されたので、

はい、お願いします

と答えました。

 

いや本当は、今すぐにでも再検査お願いしますと言いたかったんですが、

夫へのメンタル面のフォローなども、考慮したら、少し時間が必要かなとも思いまして。

 

精子が作られるのも、3-4ヶ月かかるらしいので、できる限りでの食事や生活改善にも取り組んでいかねば。

夫は毎日、7:00前に家を出て、22:00すぎに帰宅です。結婚してから、仕事は忙しくなるばかり。ありがたいことですが、仕事のストレスで、もしかしたら娘を妊娠した時よりも数値が落ちているのかも。

そして私もフルタイム正規で働いています。

 

本格的に顕微授精を、と考えると、

リアルに休みは取れるのか

娘は預ける場所があるのか

お金はどうするのか

などなど、問題山積みです。

 

これは、まずな夫婦で色々話し合う時間が必須ですね…,

 

なんでも考え方ひとつで気持ちが変わる

友だちと、ランチしている時のこと。

1人は2児の母

もう1人は私より後に産んで、もう1人お腹に。

 

私は結構周りの人に自分が不妊なのよーと気楽に言えるタイプなんですが、

何気なく、

 

本格的に不妊治療しようと思ってるんだよねー

どうやら娘はミラクルちゃんだったみたいでさ

お金もどうやら100万弱くらいはかかるし、仕事も休めるか不安

 

みたいなことを話すと、友だちが、

 

じゃあ娘ちゃんが出来てくれて100万は得してるってことじゃーん!

 

と言われました。

なるほど!そうだよねー!2人とも治療することになってたらさらにお金かかってたかも!

と、なんだか目からウロコな発想でした。

 

二人目不妊なんて、運がないなぁと思ってたけど、

考え方ひとつで気持ちが楽になり、友だちには感謝です。

 

いろんな人に自分のことを話すと、

いろんな考え方に触れられて、

自分1人でモヤモヤすることが減るなぁー。

 

自分のことをとやかく言われたくなくて、頑なに隠している人もいると思いますが、

周りに伝えるとこんなにいいこともありますよ。

 

私個人の考え方ですが…

明るい不妊でありたい。

 

ま、そうじゃない時も多いですけどね。

 

 

次回受診の日決定。二人目が欲しい理由を考えてみた。

9月7日にリセットしたので、次回受診を予約しました。

 

今回のリセットは、早く精液検査の結果が知りたいこともあってこれまで程ショックではありませんでした。しかも空気を読んでか、予定よりだいぶ早くやって来ました。

 

検査の結果を聞くことに関しては結果はドキドキしていますが…

 

正直、ダメだろうなーって覚悟はしています。

検査から少し時間が空いたお陰で、いろいろなブログを拝見したり、自分なりに気持ちの整理ができて、少し落ち着いて二人目不妊の治療について考えました。

 

 

 

 

まずは、今、娘と夫と過ごす日々が幸せなこと。だからこそ新しい家族が欲しい。でも、今のままでも幸せ。これは間違いないなと。

 

娘の赤ちゃんの時、毎日がしんどくて、一歳くらいまではたまらなく可愛かったというよりは大変だった、必死だったっていう思いが強くて。でも今ふと振り返ると、赤ちゃんの時の娘はもちろん戻ってくるわけはなく。

 

どんどん大きくなる娘を見ながら、嬉しさと寂しさと、もう一度我が子を赤ちゃんから育てたいという気持ちがどんどん出てくるのです。

 

あとはやっぱり娘に兄弟を、そして叶うなら夫に念願の息子を作ってあげたい。(でも今は性別はどっちでもいいと夫婦揃って思っています)

親に何かあった時、親がいなくなった時、相談できる相手がいるのといないのでは大違いかなと。

 

色々理由を考えてみたものの

結局は本能的に、子どもが欲しいと感じているんだろうなぁと思います。それは自然なことだろうし、家族ののことだし、他の人のことを妬んだら羨ましがったりするのは、見当違いだなと思いながらも、マタニティマークを見て、今日も嫉妬の気持ちがじんわりと滲み…

それも自分の本当の心なので、受け止めていきながら。

 

明るく元気に、そして気長に根気よく不妊治療します♪

検査の日

前日から私もソワソワ。

なんてったって、うちの夫は平日はほぼ顔を見るか見ないかくらいのレアキャラ。

しかも当日は朝から野球に行くと言ってやがる。

 

起きれるのか?

採取できるのか?

私も何か手伝った方がいいのか?

でもあんまり言うとプレッシャーに…??

 

明日は検査お願いします

とLineを打ちかけてやめました。

 

 

当日朝。

もちろんぐーぐーに寝てる夫。

ちょっとくっついてみると、乗ってきたが、またそのままイビキかいて寝始めた。

こりゃだめだ。

もう娘の方が先に起きる。

今日採取できなかったら、それはそれだな。仕方ない。

と、気持ちを切り替える準備完了。

 

先に起きた娘と朝ごはん食べてると、のそのそ起きてきた。

 

「検査のカップ、一応トイレにおいてあるよ。」

 

「オッケー!まかせろ!!」

気を遣う私に気を遣って、明るく答える夫。こういうとこ、この人のいいところ。

 

しばらくトイレにこもる。

 

なかなか出てこないから心配になって

そーーーーっとトイレのドア付近まで行って耳をすませると、

 

カチャカチャ…

 

あ!これ容器の蓋閉める音だ!

 

急いでリビングに戻り、平静を装う私。

 

夫出てくる。

 

「ど…どうだった?」

「だめだった…」

↑えっ?!さっきの音は?!

 

「うっそートイレに容器が置いてあります!!」

照れ隠しだったらしい。

 

よかったー!一安心。

 

 

そーっと容器を覗くと…

 

えっ…コレダケ…?!

と言いそうになるのをぐっと抑えて、

 

「容器に出すと意外と少なく感じるねー」と明るく言ってみる。

 

「プレッシャーで少なくなったと思うと負けな気がする」なんだそれ(笑)

 

とにもかくにも、無事に採取できた。

あとはこれを病院へ届けるのみ。

 

始めに渡された紙袋に入れて、さらに紙袋に入れて、揺らさないように持って行きました。受付の人に渡す緊張感と言ったら!!

でも変に照れたりもぞもぞするほうが不自然だと思って、堂々と出しました!!

 

これがうちの夫の精液です!!

 

と言わんばかりに。

 

ちなみに私の通ってる病院は、保険適用(夫の保険証持参しました)で¥1.000程でした。

 

 

結果は次回受診の時だそうで。

 

あまり深く考えず、粛々と落ち着いて結果を待ちたいと思います。

いざ、精液検査!

ヒューナー検査で、生きてる精子1匹のみと判断された夫。

 

精液検査に踏み込むことになりました。

 

渡されたのは、100mlの蓋つきプラスチックカップと紙袋。

うーんこれに精子くんを入れて持ってくるのか…

 

 

帰ってきた夫に静かに手渡すと

 

 

えっ?俺100mlも出ないよ?!

 

ってそんなわけないでしょ。

そんなアホな夫に少し癒されました。

 

今週土曜日に初めての採取に挑みます。