検査の日
前日から私もソワソワ。
なんてったって、うちの夫は平日はほぼ顔を見るか見ないかくらいのレアキャラ。
しかも当日は朝から野球に行くと言ってやがる。
起きれるのか?
採取できるのか?
私も何か手伝った方がいいのか?
でもあんまり言うとプレッシャーに…??
明日は検査お願いします
とLineを打ちかけてやめました。
当日朝。
もちろんぐーぐーに寝てる夫。
ちょっとくっついてみると、乗ってきたが、またそのままイビキかいて寝始めた。
こりゃだめだ。
もう娘の方が先に起きる。
今日採取できなかったら、それはそれだな。仕方ない。
と、気持ちを切り替える準備完了。
先に起きた娘と朝ごはん食べてると、のそのそ起きてきた。
「検査のカップ、一応トイレにおいてあるよ。」
「オッケー!まかせろ!!」
気を遣う私に気を遣って、明るく答える夫。こういうとこ、この人のいいところ。
しばらくトイレにこもる。
なかなか出てこないから心配になって
そーーーーっとトイレのドア付近まで行って耳をすませると、
カチャカチャ…
あ!これ容器の蓋閉める音だ!
急いでリビングに戻り、平静を装う私。
夫出てくる。
「ど…どうだった?」
「だめだった…」
↑えっ?!さっきの音は?!
「うっそートイレに容器が置いてあります!!」
照れ隠しだったらしい。
よかったー!一安心。
そーっと容器を覗くと…
えっ…コレダケ…?!
と言いそうになるのをぐっと抑えて、
「容器に出すと意外と少なく感じるねー」と明るく言ってみる。
「プレッシャーで少なくなったと思うと負けな気がする」なんだそれ(笑)
とにもかくにも、無事に採取できた。
あとはこれを病院へ届けるのみ。
始めに渡された紙袋に入れて、さらに紙袋に入れて、揺らさないように持って行きました。受付の人に渡す緊張感と言ったら!!
でも変に照れたりもぞもぞするほうが不自然だと思って、堂々と出しました!!
これがうちの夫の精液です!!
と言わんばかりに。
ちなみに私の通ってる病院は、保険適用(夫の保険証持参しました)で¥1.000程でした。
結果は次回受診の時だそうで。
あまり深く考えず、粛々と落ち着いて結果を待ちたいと思います。