17%の奇跡

2人目不妊、男性不妊の治療の記録と日々の思いあれこれ

検査の日

前日から私もソワソワ。

なんてったって、うちの夫は平日はほぼ顔を見るか見ないかくらいのレアキャラ。

しかも当日は朝から野球に行くと言ってやがる。

 

起きれるのか?

採取できるのか?

私も何か手伝った方がいいのか?

でもあんまり言うとプレッシャーに…??

 

明日は検査お願いします

とLineを打ちかけてやめました。

 

 

当日朝。

もちろんぐーぐーに寝てる夫。

ちょっとくっついてみると、乗ってきたが、またそのままイビキかいて寝始めた。

こりゃだめだ。

もう娘の方が先に起きる。

今日採取できなかったら、それはそれだな。仕方ない。

と、気持ちを切り替える準備完了。

 

先に起きた娘と朝ごはん食べてると、のそのそ起きてきた。

 

「検査のカップ、一応トイレにおいてあるよ。」

 

「オッケー!まかせろ!!」

気を遣う私に気を遣って、明るく答える夫。こういうとこ、この人のいいところ。

 

しばらくトイレにこもる。

 

なかなか出てこないから心配になって

そーーーーっとトイレのドア付近まで行って耳をすませると、

 

カチャカチャ…

 

あ!これ容器の蓋閉める音だ!

 

急いでリビングに戻り、平静を装う私。

 

夫出てくる。

 

「ど…どうだった?」

「だめだった…」

↑えっ?!さっきの音は?!

 

「うっそートイレに容器が置いてあります!!」

照れ隠しだったらしい。

 

よかったー!一安心。

 

 

そーっと容器を覗くと…

 

えっ…コレダケ…?!

と言いそうになるのをぐっと抑えて、

 

「容器に出すと意外と少なく感じるねー」と明るく言ってみる。

 

「プレッシャーで少なくなったと思うと負けな気がする」なんだそれ(笑)

 

とにもかくにも、無事に採取できた。

あとはこれを病院へ届けるのみ。

 

始めに渡された紙袋に入れて、さらに紙袋に入れて、揺らさないように持って行きました。受付の人に渡す緊張感と言ったら!!

でも変に照れたりもぞもぞするほうが不自然だと思って、堂々と出しました!!

 

これがうちの夫の精液です!!

 

と言わんばかりに。

 

ちなみに私の通ってる病院は、保険適用(夫の保険証持参しました)で¥1.000程でした。

 

 

結果は次回受診の時だそうで。

 

あまり深く考えず、粛々と落ち着いて結果を待ちたいと思います。